アセチルコリン

アセチルコリンは脳内では学習や記憶、覚醒、睡眠に対する神経伝達物質として働き、体に対しても休息とエネルギー備蓄に関係する神経伝達物質として働いている。

アセチルコリンの働き

脳内では学習、記憶、認知、思考といった活動において極めて重要な役割を果たしており、睡眠、目覚めなどにも深くかかわっている。
副交感神経や運動神経においては刺激を伝達し、血管拡張、心拍数低下、消化機能亢進、発汗などを促す作用がある。

アセチルコリンの生成

アセチルコリンはリン脂質「レシチン」という栄養素が「コリン」に生成され、「コリン」を原料にして作られる。

レシチン→コリン→アセチルコリン

アセチルコリンが不足すると

  • 「認知障害」「アルツハイマー病」「記憶障害」「無気力」「視覚障害」「ドライアイ」「ドライマウス」「冷え性」「消化不良」「逆流性食道炎」「高脂血症」
  • ドーパミン相対的過剰による「頭痛」「躁鬱」「錯乱」「幻視」「過食」「拒食」「筋肉痙攣・硬直」「パニック障害」「関節炎」

アセチルコリンが過多になると

  • 「パーキンソン病」
    *パーキンソン病では脳内のドーパミンが不足して脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、相対的にアセチルコリンの活性が強くなって運動機能の障害が起こる。
  • 「視覚障害」「分泌物亢進(多汗・涙目・よだれ)」「運動神経の異常興奮」「脈拍低下」「呼吸障害」「昏睡」
  • ドーパミン相対的不足による「意欲低下」「筋肉硬直」