支出の優先順位を守る

経済の豊かさは、現在の保有資産の額では計れない。
どれだけプラスの資産を生み出せるか。
これこそが真の経済力である。

経済的な問題を抱えている人は、プラス資産を生み出す力が弱っている場合が多い。
また、一時的に資産が増えても、その使い道を誤ると、その資産を維持出来ない。

お金を何に使うか。
支出先を変えることで、マイナスのスパイラルが逆回転をし始める。

支出の優先順位の鉄則

  1. 有利子負債(マイナス資産)の返済
  2. あとで必ずお金をうみだすもの

①有利子負債(マイナス資産)

あなたがもし有利子負債を持っているならば、なによりも優先すべきは、その返済である。

なぜなら、有利子負債はあなたのお金を減らすからである。
それだけではない。
有利子負債はマイナスの循環を創り出す。
持っているだけで、どんどんあなたのお金は無くなっていく。

それはまるで穴の空いたバケツに水を汲むようなもの。

有利子負債を減らす

バケツの中の水を飲む(お金を好きなものに使う)ことよりも、
バケツに水を汲み入れる(お金を増やす)ことよりも
まずはバケツの穴を塞ぐこと(借金を返済する)に専念するのだ。

一時的に穴があくことはあるだろう。
だが、それがどれほど小さな穴であっても、穴が空いたら速やかに塞ぐ。
これが鉄則である。

②あとで必ずお金をうみだすもの

極言すれば、お金の使い道はこれだけ、である。

お金を使うことで、あとでそれ以上のお金になって自分に返ってくることにお金を使う。
ただそれだけである。
例えば、自分の健康に対してお金をかければ、長く元気に働くことができたり、パフォーマンスをあげることになり、それがお金となって返ってくる。
人に対しても、モノに対しても、直接それがお金をうむかという狭い定義ではなく、そこにお金をかけることで、廻り廻って自分に返ってくると感じるものに使うということだ。

あなた自身にお金をもたらすものだけにお金を使えるようになること。
これが真の経済力なのだ。

あとは、大きなバケツに取り替える(あなた自身の器自体を大きくする)と良いだろう。
欲張るためではなく、より多くを与えてあげられる(自分に返ってくることに使える)ようになるために、器は大きいにこしたことはない。