人生は簡単には変えられない

以前の僕は、病気のデパートだった。今思い返せば、よく生きていられたものだと思う。
体も心もぼろぼろになり身動きが取れなくなっても、周りは「頑張れ」と言ってきた。

現状を変えたくて、初めてのことに挑戦をした。
初めての出逢いを求め、いろんなところへ出かけた。

健康を害してまで頑張っていた僕は、何をするにも言われるがままに周りに合わせてきた。それしかやり方がわからなかったし、周りに合わせて動くことでうまくいくと思っていた。しかしそうではなかった。
そのことに気づき、自分のしたいと思うことを始めてからはどんどん体が楽になった。

いや、楽になったと思い込んでいた。
しかし、事実は違った。現実から逃れるために一時しのぎに楽しそうな場所に行ってみたところで、そこでも陽気な自分を務めなければ、そこでの存在価値が保てない。少しずつ周りが変わってきたように感じていたが、実はそれが新たな頑張りを生んでいたのだ。

環境を変えるには自分の視点を変えろ

身体が楽になり心に余裕が出来たらまた頑張るのが人の性なのか、せっかく(動ける程度の)健康を取り戻しても、気がつくと同じことを繰り返していた。
そうしてまた、動けなくなった。その繰り返し。
健康になっていると信じていたけれど、実は薬を飲まなくなっただけで、そんなものは本当の健康とは言えない。何をやっても結局状況は変わっていなかった。

「環境を変えようとするのはやめなさい。」

ここでも頑張ることをやめろということか!!

環境の新常識

「環境を変えるのではなく、視点を変えなさい。」

同じものを見ても、同じことを聞いても、何を感じるかは人によって違う。それは分かっていても、どう感じるかで同じ環境でも体験が違うなんて、思いもしなかった。

今ある環境を自分にとってプラスに変えていくには、自分の視点を変え、常にその視点で物を見て、聞いて、行動すること。つまり、新たな視点からの選択が重要なのだ。
視点が変わると、一気に環境が変わってくる。今までと見え方、感じ方が違うし、その先の選択が変わるからだ。そしてその選択の違いが積み重なって、気付けば全く違う環境の中に自分がいることに、傍と気付く。