自律神経の新常識

自律神経のアンバランス
自律神経系」は循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝のような不随意な機能、つまり、私たちが眠っていようが起きていようが勝手に働いてくれている臓器の機能を制御するもので、交感神経と副交感神経の2つの神経系が存在している。交感神経と副交感神経は、相反する働きをしている。

交感神経優位の時には神経伝達物質であるアドレナリンノルアドレナリンが多く放出され、副交感神経優位の時にはアセチルコリンが放出される。これらの伝達物質によって、身体の各機能はコントロールされるのだ。

身体の機能は複雑に連携をとっている。そのため、どこかに不調が出ると、そこに関わる他の機能にも不具合が生じることとなる。自律神経のバランスを保つということは、生命維持に不可欠であり、このバランスが乱れると、様々な病気を引き起こすことになる。

自律神経のアンバランスによって招かれる病気

自律神経はホルモンや免疫とも結びつきが強く、ホメオスタシスの維持には欠かせない重要な役割を担っている。つまり、自律神経のバランスが乱れるとホルモン系や免疫系にも不調が生じやすくなるのだ。

交感神経優位の現代人

交感神経優位の現代人

現代社会は、交感神経が優位に働く条件が揃っている。

  • 人間関係が希薄
    人との関わりにストレスを感じやすかったり、何かがあった時に相談出来る相手がいないことでストレスを溜め込みやすくなる。それにより、いつも緊張している状態になる。
  • 普段の夜更かし、休日の寝だめ
    体内時計のリズムを乱し、自律神経のバランスを崩すことにつながる。
  • パソコンやスマホを見ている時間が長い
    近くをずっと見ていることやブルーライトの影響により、自律神経のバランスが崩れる。布団に入ってからのスマホは睡眠時に必要な副交感神経の働きを阻害する。
  • 運動をしない
    筋肉が衰えたり固まることで、血流やリンパの流れが悪くなり、副交感神経の働きが悪くなる。
  • 食生活に偏りがある
    栄養学に基づいてバランスよく食べていれば大丈夫というものではない。生活リズムや生活スタイルによって、不足している栄養素は人それぞれ。また、手軽な食事でさっとすませたり、何かをしながら食事をするなど、副交感神経が働く間を与えない。
  • 温度管理された(空調の利き過ぎた)部屋で過ごす
    自然な体温調整ができなくなっていき、ホルモンバランスにも影響が及ぶ。

交感神経と副交感神経のバランスが取れていればストレスへの耐性が強くなり、平常心も保っていられるが、どちらかが過剰に働いたり、逆に働かないようなことがあると、意欲の低下や病気の発症に繋がる。


セロトニンの役割

神経伝達物質には様々な種類があるが、注目したいのは、体内で重要な役割をしている三大神経伝達物質と言われているセロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリンだ。

中でも、セロトニンの不足・過多は、ドーパミンノルアドレナリンの暴走に直結し、身体や精神のバランスを崩すことにつながるため、健康を保つキーとなる。セロトニンが適切に分泌されていると、落ち着き・心地良さを得られることから別名「幸せホルモン」と呼ばれている。

セロトニンの働きは身体の広範囲にわたる。気分を安定させるなどの精神的なコントロールだけでなく、血圧、消化、体温、痛みの間隔など、多くの身体的な機能をコントロールしている。
また、セロトニンはメラトニンの原料になるため、夜に眠り朝に目覚めるという一日のサイクルにも大きな影響をおよぼしている。

当然、自律神経のバランスをとる為にも欠かせない神経伝達物質なのだ。

自律神経のバランスを調える

自律神経のバランスを調えたければ、神経伝達物質のバランスを崩すような行為をできるだけ早急にやめることだ。

以下は神経伝達物質のバランスを崩すような行為の代表である。

  • 科学物質(薬など)を取り入れる
  • タバコを吸う
  • 不規則な生活をする(生活リズム、食事、運動など生活全般)

薬などの科学物質やタバコは神経伝達物質の代わりに身体に作用を及ぼし、身体が神経伝達物質を作るのを止めさせてしまったり、神経伝達物質を放出するのを阻害してしまう。

とはいえ自己判断で急に止めると危険な薬もある。その薬が本来の神経伝達物質の代わりをしている可能性があるからだ。もしそうであると、急に薬を断っては、本来の神経伝達物質の生産が足りていない(もしくは行なわれていない)ところに、代わりをするものもなくなってしまうことになる。

タバコもアセチルコリンの代わりをするという点では同じことが言える。

不規則な生活は、神経伝達物質が適正なタイミングで放出されるのを乱すことになったり、ダイレクトに放出量を増やしすぎたり減らしすぎる原因となり得る。
交感神経が極端に優位になる生活も見直していく必要がある。


朝食を食べて自律神経のバランスを


これらのことを踏まえて考えると、まずは交感神経優位で不足してしまったアセチルコリンや、自律神経自体のバランスをとることに大きな役割を果たすセロトニンを増やさなくてはならない。それには、毎朝ほぼ同じ時間に起き、しっかりと朝日を浴び、朝食をとることからスタートするとよい。光、水分、栄養が必要なのは植物だけではないのだ。少なくとも3週間は同じサイクルで過ごさなければ、体内時計は整ってこないと言われている。スタートして3週間後ぐらいには伝達物質量も増え、少しずつ身体の各機能が整ってくるだろう。

そうしながら、徐々に神経伝達物質を減らす要因となっているものを止めていくのが安全かつ、確実な自己再生のプロセスとなる。


「3週間も待てない!」もしくは「生活リズムをずっと維持する自信がない」「もっと簡単に増やしたい」という人には、とっておきの方法がある。僕が実際に活用し、数々あった病気をあっという間に克服できた秘策だ。

僕を救ってくれたブレインフード(自律神経系)

これを知らなければ、僕は今でも病気で苦しんでいたかもしれない。いや、そもそもこれを知らなければ、自分の身体の機能を信じることなんて出来ていないわけで、自律神経のバランスを調えるだけでいいという考えにも至っていなかったわけだ。病気で苦しむどころか、命を落としていた可能性だってある。

  • ストレスからくるイライラを回避し、集中力、記憶力を発揮出来る、活き活きとしたな毎日を送りたいなら


  • 健康と若さを保ち、気持ちに余裕のある穏やかな毎日を過ごしたいなら



これほど簡単で、確実に僕の人生を変えてくれたものはない。
今後も、健康維持のため、活き活きと自分の人生を楽しむために、これらのサポートは必要だと思っている。

自分らしく毎日を過ごしたい人にはオススメの方法だ。

自律神経のバランスを本来あるべき状態に調えることで、
多くの病気が予防できるのだ。
これぞ自分軸の生き方であると言えよう。