胃潰瘍と十二指腸潰瘍

ストレスがかかると、胃腸に出やすい体質だった。

初めて胃潰瘍になったのは、高校生の頃だった。
それ以来、ストレスを感じると胃や十二指腸の辺りがシクシクした。

差し込むような痛み。
チクチクするような痛み。
じわじわくるような痛み。

将来に対する不安や心配を感じるとき。
やらなければならないことが溜まったとき。
自分で納得していないことを引き受けたとき。

よく胃と十二指腸が痛んだ。
胃薬は僕の常備薬だった。

自分の本意に背いた、つまり、やりたくないことをやらなければならないときほど、その痛みは痛烈だった。

定期的に胃のレントゲンを撮っていた。
いつもちょっとした潰瘍が見つかっていた。

十二指腸潰瘍の痛みは、言葉に表せないほどだ。
差し込むというか、えぐられるというか、ぎゅーーーーっというか。

非常に苦痛だった。
胃薬とか、全然効かない。
痛みが治まる気配もない。
ただただ嵐が過ぎ去るのをじっと耐えて待つだけ。
ただただ辛かった。

今思い出しても泣けてくる。
人生において、消化出来ないものを無理矢理飲み込んだ、その結果の表れだった。

胃潰瘍と十二指腸潰瘍