朝食にタンパク質

野菜中心の食生活で健康になっていると思っていた僕であったが、それは間違っていた。

このような極端な健康は、もともと『がん』などの患者さんに対して行なわれた〇〇療法と言われるものなどが元になっていて、薬や手術のように身体に負担をかけ、リスクがあるというのだ。肉体が病気の状態は、身体の中で戦いが起こっているのだから、普通でないことをして当然。しかし、どの○○療法も、実は医学的に信頼できるデータがほとんどないというのが現実らしい。

健康になりたければ病人の真似をするのではなく、健康な人が行なっていることをする。つまり、「健康になりたければ、健康になろうとするのを止めること」というのが彼女の言分だった。

冷静に客観的に見れる今にして思えば、確かに僕の周りの健康法にハマっている人に、あまり健康な人はいなかった。健康そうに見える人はいたが、皆、何かしらの不安を抱えていたように思う。

健康不安

彼女から提案されたのは、朝日が昇ったら近くのコンビにまで歩いて行き、当時僕が好きだったアメリカンドッグ(今でも好きだが)を買い、朝食として食べるということだった。

朝からタンパク質、それも動物の肉を食べることには抵抗があった。
それは以前実践していたセミベジタリアン生活が頭に深く刻み込まれていたからだ。
これも結局、不安からくる健康法の一つだったのではないか。

そう言えば、もう何年も朝食など摂っていなかった。
朝食を摂る意味がわかっていなかった。
でも、コンビニまでは歩いてすぐだ。
それぐらいならできそうだ。
とにかく気軽な気持ちでやってみた。

ところがこれが、奥が深かった。
朝日を浴び、少し身体を動かし、脳と身体のエネルギーとなる炭水化物とタンパク質を入れる。

なんとなく気力がみなぎってくる感じがした。
この新しい習慣とともに、僕は以前の健康に対する頑な考え方から解放されていくのを感じていた。

アメリカンドッグ