体操

以前はジョギングをしていた。会社と家との約5km間を歩いたりもしていた。
それでも健康になるどころか無惨なまでに体型は崩れ、太ってしまった。

もう一度ジョギングを始めようかとも思った。身体を動かしたいという欲求が湧き始めているのを感じた。

そんな時、寝起きに寝転んだままできる簡単な体操を彼女が組んでくれた。
一つ一つがとても単純で、しかも全く「運動」という感じの動きでは無かった。
ラジオ体操の方がまだ動きがあるのではないだろうか。
全然筋肉を使っているように見えなかった。
正直、こんな簡単な動きで効果があるのか?

ところが見るのとやるのとでは全然違っていて、1セット本気でやった後にはうっすらと汗をかいていたし、息も上がっていたのだ。

当時、僕が抱えていた腰痛も考慮した、腰に負担のかからない体操は、身体を動かす筋肉というより、身体を支える筋肉を無理なく動かせるようになっていたのだ。

僕が最も衰えていた筋肉は、横隔膜を動かす筋肉だった。
それは、呼吸がしっかりと出来ていなかったことを意味する。

事実、息を吐き切るという、たったこれだけのことが上手く出来なかった。
これは衝撃的だった。

この体操を継続して行ったことで、体力はもちろん、体型にも変化が現れることになる。

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