ブレインフードとの出逢い

これまでの僕は薬に始まる様々な依存から抜けるため、身体に悪いと言われているものを避ける生活をしてきた。

「避ける努力は止めなさい。現代の日本において、それは不可能です!」

確かに、どれだけ毒物を避けようとしても、100%化学物質を体内に取り込まないようにすることは不可能だ。
薬を絶ち、化学調味料やジャンクフードを止め、野菜や果物、穀物中心の食生活をしたところで、全ての化学物質を口にしないようにすることは無理な話だ。

それは、調べれば調べるほど明らかである。
それほどに、身の回りは化学物質だらけなのだ。
電磁波が身体に悪いとか、放射能がどうとか、遺伝子組み換えが怖いとか、もう挙げたらキリが無い。
それに、土壌汚染や大気汚染はどれほど頑張っても逃れられない。
普通に息をしているだけでも、化学物質は体内に入ってくるのだ。
身の回りの有毒物質にいちいち気を遣って生きている方が、ストレスだ。

「取り入れない努力より、自分本来の要らないモノを排出する力を取り戻す方が楽だよね。」

目からウロコだった。
今までの僕の取り入れてきた数々の健康法は毒を避けるものばかりだった。
それが、毒を入れてもそれを排出してしまえばいいという。
これは、今までとは全く次元の違う健康だ。

健康を害する有害物質を避けるという発想から、有害物質が入ってきても大丈夫なレベルの健康を身につける。
全くの真逆である。

「人間にはもともと、要らないものは取り込まない、要らないものは解毒・排出するというシステムが備わっているよね。」

免疫だ!!
僕は免疫バランスが崩れて、アトピーや花粉症になったり、風邪をひきやすかったりという不調を味わってきた。

「その大元は自律神経の乱れにあるのは知ってる?」

うつを始めとした様々な症状の原因はそれだった。
しかし、自律神経免疫の相互関係等、あまり考えたことがなかった。

「だから、自律神経免疫のバランスを取り戻せば、一つ一つの症状に対処する必要もなければ、害を極端に避ける必要もなくなる。簡単でしょ?」

確かにそれができるなら簡単だが、それができるようになることが簡単ではない。

その時彼女が教えてくれたものが、ブレインフードというものだった。

ブレインフードとの邂逅