緩める

頑張れと言われ続けた身体はガチガチに固まり、歪んでいた。
あらゆるところの可動域が狭くなり、僕の行動を阻む。

腰痛や座骨神経痛、首のむちうち、足首の捻挫、ぎっくり腰に50肩。
もう、めちゃくちゃだった。

身体の痛みや歪み、凝りをなんとかしようとするために、かなりの労力と時間、そしてお金をつぎ込んできた。

湿布、サロメチール、あんま機、低周波治療器、チタンテープ
電気風呂、薬湯、柔道整復師、カイロプラクティック、形成外科、etc.

ありとあらゆる方法でアプローチしたが、全滅。
一時の気持ち良さを味わって、あとはずっと苦痛。

この歪んで痛んだ身体と一生つきつきあっていかなければという覚悟が出来ていた。
それほどに僕の身体は、どうしようもなくガチガチだったのだ。

そんな僕の身体を緩め、明らかに負担を軽くしてくれたのが
緩動体操」である。

凝りを揉み解したり、骨格の歪みを力技で矯正していくのではなく、緊張して収縮している筋肉を緩めることで、身体が勝手に凝りを解消させ、歪みを調えさせるアプローチをするのが、大きな特徴。

事実、この「緩動体操」によって、20年来悩み続けた痛みは全て消えてしまった。
石のように動かなくなってしまっていた肩甲骨も、今ではグリグリ動かせる。

様々な関節の可動域が大きく広がった。

それに驚いたのが、身体のロックしていた部分を緩めたことで、勝手に姿勢が良くなったことだ。

僕は身体の歪みから左右の足の長さが1.5cm違っていた。
スーツの裾上げも左右で長さを変えないといけないくらいだった。
それが、足の長さが揃ってしまったのだ。
猫背で反り腰だったのが、体幹の軸が調って解消されてしまった。
それに、極端なO脚も大分改善された。

姿勢を良くしよう、という意図は全くない。
やったのは「緩める」ことだけ。
身体にあった緊張を解消しただけで、あとは全部身体が自分でやったことだ。

つまり、よけいな緊張が身体のバランスを乱し、それが姿勢の乱れに繋がっていたわけだ。
腰痛の原因は痛みの発生している腰には無かったのだ。

緩めることで、長時間椅子に座っていられるようになった。
3分もすれば腰痛に襲われていた台所での洗い物も全く平気に。
ぎっくり腰にならないようにおそるおそる持っていた重いものも、特に気にせず持てる。

とにかく、「緩める」ことで、以前では考えられないほど日常生活に「痛み」が無くなり、「活動」の範囲も時間も広がった。

緩動体操