理解されない

今でこそメンタルヘルスという考え方が浸透してきているが
2000年当時、まだまだ鬱病というものですらメジャーではなく
また、見た目に病症がまるでないので、僕がどんなことに苦しんでいるのか、職場の人たちには理解されなかった。

躁状態には受け狙いで面白いことを言っているが、その内容は結構どぎついブラックユーモアが多く、聞いていて気持ちの良いものばかりではなかったし、奇天烈な言動も多々あったように思う。

かと思ったら、ちょっとでも仕事がうまくいかなくなると、この世の終わりのような疲れ切った無表情になったりする。

昼ごはんを食べる時も、薬は欠かさず飲んでいた。
そのことを隠す必要性も感じていなかったので、普通に飲んでいたのだが、そのことでいろいろ言われていたということを後で知った。

精神を病むというのは、そのころでは精神分裂病(現在は統合失調症という名前に変更された)のイメージが強く、一部の人からは、僕も気違いという偏見を持たれていたのだ。

このことは、次第に僕の精神を侵食していった。

誰からも理解されないという、強い負の観念が日に日に強くなっていた。

理解されない

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