WHOの健康の定義

身体と精神が安定していたら健康を保てるか。
今では、決してそうではないと言い切れる。
だが、この頃の僕は、頭ではそうではないと知っていながらも、自分の身体や精神を落ち着かせることに一杯一杯だった。

そんな時に『WHOの健康の定義』を知った。
WHO(World Health Organization:世界保健機関)は世界保健憲章において、健康を次のように定義している。

"Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely
the absence of disease or infirmity."

健康とは、完全に、身体、精神、及び社会的によい(安寧な)状態であることを意味し、単に病気ではないとか、虚弱でないということではない

ここでははっきりと、身体や精神だけではなく、社会的な安定が健康にとって不可欠だと書かれている。

社会的な安定とは、一体何か。
健康状態の差は、ライフスタイルや環境、保健医療の違いによっても起こる。
これらの違いを決定付けているのが、社会的、経済的、政治的要因だと言われている。
つまりはどのような社会環境に生きているかによっても健康の格差が引き起こされるということ。
これは必ずしも本人の責任ではなく、社会全体が引き起こしている格差であるとも言える。
このような健康格差を生み出す要因を「健康の社会的決定要因」と呼ぶ。
これは以下の10項目だとされている。

  1. 社会格差
  2. ストレス
  3. 幼少期
  4. 社会的排除
  5. 労働
  6. 失業
  7. ソーシャルサポート
  8. 薬物依存
  9. 食品
  10. 交通

要するに、人間関係や経済活動も含めた、自分を取り巻く環境がどれだけ健全なのかということ。

日本という国に生まれた場合、途上国と比べて社会的にはかなり裕福で整備されているはずだ。
戦争も飢餓的貧困も無い。
医療レベルも高く、社会福祉制度もある。
インフラも調っているし、平均寿命も長い。
だが、果たして日本人は社会的に健康だろうか。
僕は自身の経験からもそれには疑問符をつける。

WHOの健康の定義には改正案が存在する。

"Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. "

健康とは、完全に、肉体的、精神的、霊的及び社会的によい(安寧な)活動的な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。

現行の定義にspiritual(霊・魂)とdynamic(活動的)という二語が加わっている。

僕は、健康について一つの到達点に至った。

  • 肉体
  • 精神
  • 社会
  • 霊魂
    これらが完全に健全であって初めて健康なのだということだ。

僕の意識が変わったことで、魂の歓び、本来の健康ということについて、アウトプットしたくなった。
再び、社会と積極的に関わろうと感じた瞬間だった。
自分を癒すことから、人に与えることに目が向いた瞬間でもあった。

世界保健機関

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